エラチオールベゴニアの管理方法

春から秋の管理

置き場所

 

たいへん日光を好みます。光が不足すると、花やつぼみが落ち、茎が伸び過ぎたりして花もちが悪くなりますから、ガラス越しの日光の当たる室内で管理します。

 

6~8月は、直射日光をさけ、レースのカーテン越しの窓辺や、屋外の明るい日陰で育てます。この時期は、高温で株が傷むことがありますから、風通しの良い涼しい場所を選びます。

 

 

水やり

 

鉢土の表面が乾いてきたら鉢底から流れ出るまでたっぷり与えます。受け皿にためておくと根傷みの原因になります。

 

 

肥料

 

市販の鉢花用錠剤肥料、または液体肥料を指定量の半分程与えます。真夏と冬はさらに半分に減らします。

冬の管理

室内で、ガラス越しの日光に十分当てます。温度は8℃以上あれば大丈夫です。寒さを気にするあまり、暖房器のそばに置くと高温で株が急に弱ります。

 

水やりは、鉢土の表面が乾いてきたら、暖かい午前中に株元へ与えます。

切り戻し

花が終わった株は、4~6月または、9~10月に株元より3~4節目で切り、ガラス越しの日光に十分当てます。

 

新しい芽が伸びてきてまた花が咲きます。

 

ご家庭では購入時のようにたくさんの花を咲かせることはむずかしいと思いますが、ぜひお試しください。

 

須藤園芸では環境の整った温室で最高の状態に花を咲かせて出荷、販売しています。

植え替え

咲き終わった株の根は、鉢の中で窮屈な状態になっています。

 

ひと回り大きな鉢に根を崩さずに植え替えます。