こだわりの栽培方法

水やり・施肥

須藤園芸では主に4寸・4.5寸・5寸サイズのベゴニアを生産しています。大きな鉢と小さな鉢では当然肥料の量も違います。サイズごとに肥料の量を変えています。

 

品種は30種類以上あり、株が大きくなりやすい品種、なりにくい品種、肥料をたくさん与えた方が上手く仕上がる品種、少なめが良い品種などいろいろです。多種多様な特性を持ったベゴニア達を同じ規格に育てるために、品種によっても肥料の量を変えて栽培しています。

 

生育状態を見ながら、二種類の液肥を使い分け一鉢ずつ手作業で水やりをしています。

 

“納得できる作品を作りたい”その一心でこんな大変な作業を毎日行っています。

移植作業

ベゴニアは挿し木で生産しています。

 

発根した苗を鉢に移植していきます。一鉢に4寸は1本、4.5寸は2本、5寸は3本植え込みます。

 

移植する際、苗の大きさだけでなく根の量も揃ったものを植え込みます。

 

こうして均整のとれた草姿のベゴニアが完成していきます。

 

 

暑さ対策

最近の夏は暑すぎですね。35度を超える猛暑日も当たり前のようにやってきます。

 

適温22度のベゴニアにとってはとても厳しい時季です。秋作の品質に大きく影響する暑い夏をどう乗り切るかが悩みの種です。

 

猛暑日の一日を過ごし、さらに熱帯夜だったら人も疲れが取れません。寝るときくらいは温度をさげて体力を回復させたいですよね。

 

ベゴニアだって同じです。夜は冷房して昼間の高温によるストレスを軽減してあげます。

 

害虫対策

温室には防虫ネットを張っています。

 

害虫の侵入を防ぎ農薬の使用量を大幅削減出来ました。

 

花と人と環境にやさしい対策です。

栽培理念

きめ細やかな施肥管理と、一鉢一鉢手作業で水やりを行う自然な栽培方法は、労力と経費が掛かりますが、美しく丈夫で長持ちするベゴニアに仕上がります。

 

ベゴニアにとって一番良い、この栽培方法を続けて30年が経過しました。

 

各関係の皆様、お客様から須藤園芸のベゴニアは長持ちする、花色が良い、仕立てがきれいとお褒めの言葉をたくさん頂けるようになりました。

 

より上質のものを作ることにこだわり、本当に良いエラチオールベゴニアの生産を今後も続けてまいります。

 

お客様の笑顔のために。